貧血とあくびの関係について

貧血が原因であくびが出る?

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貧血の場合、昼間でもあくびが出やすくなります。その理由は、貧血だと脳が酸欠になりやすいためです。

あくびのメカニズム


あくびが出る原因はいろいろとあるのですが、貧血が原因のあくびは、脳の酸欠状態を緩和させるためのものです。あくびの際、自然と大きく息を吸い込み、肺にたくさん空気を取りいれることができます。このようにして血中に酸素を送り込み、脳の酸欠状態を緩和させようというわけです。

あくびを出すための指令は、脳の視床下部というところにある室傍核(しつぼうかく)ということろから発せられます。もっと厳密に言えば、室傍核のオキシトシン神経から指令が発せられ、あくびがおこります

脳の酸欠状態は放っておいてはいけない


体のどの細胞もそうですが、活動するためには酸素が必要です。とりわけ脳は酸素をたくさん使う器官です。これらの細胞に酸素を送り届けているのが、血液中のヘモグロビンです。

鉄分の消費量が激しかったり、鉄分の摂取量が少なかったりすると、ヘモグロビンが合成されにくくなって減少してしまいます。ヘモグロビンが足りないと、細胞に酸素が供給されにくくなり、呼吸をしているのに酸欠状態となってしまいます。

貧血の場合、その酸欠状態を改善しようとしてあくびがよく出るようになりますが、貧血がひどいとあくびをしても酸欠状態が改善されず、体全体の機能が低下してしまいます。

何より、頭がボーッとしてしまい、注意力や集中力が欠けてしまうため、勉強や仕事でミスが多くなるということにもなりかねません。この状態で出勤していれば、周りからは「やる気がない」と誤解されてしまうこともあるかもしれません。

貧血による酸欠は放っておかず、鉄分を意識的に摂取することで改善していきましょう。何となく疲れやすい体質も、鉄分摂取で改善されてゆく可能性が高いです。

しばらく鉄分を摂取しても貧血の改善が見られない場合には、胃潰瘍などの原因でどこかから出血している可能性もあります。その場合、原因となっている部分を治療することで貧血は改善されます。貧血がひどい場合には一度病院に行き、診察を受けてみましょう。

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