貧血の悪化による合併症について

貧血が悪化すると合併症が出る?

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貧血は病気ではない、と軽く考えて、そのまま放っておいてしまう人がいます。しかし、貧血はそのままにして程度が悪化すると、合併症が出る危険性があります。ここでは貧血の悪化による合併症についてお話します。

貧血の合併症には何がある?


不整脈、動悸

貧血になると体中が酸素不足になるため、血流を何とかして速めようと、脈が速くなります。そのため、不整脈や動悸が起こるのです。この状態を放っておくと、ひどい場合には心不全や心肥大が起こることもあるため、早めの対処が必要となります。

プランマー・ヴィンソン症候群

これは舌の炎症や口角炎、嚥下障害(物が飲み込みにくくなること)を特徴とする症候群です。これはなぜ引き起こされるのかというと、粘膜細胞の代謝には鉄分が必要なのですが、鉄欠乏性貧血の場合、鉄分が不足しているため代謝がうまくいかず、こうした不具合が起こってしまうのです。

異食症

これは、食べ物ではないものや栄養価がまったくないものをどうしても食べたくなる症候群です。貧血による異食症の場合に多いのは、土、氷、生のジャガイモや小麦粉などが食べたくなるケースです。貧血でなぜ異食症が起こるのかというと、これは、脳が酸素不足になるため満腹中枢障害や体温調節障害が引き起こされることと関係していると考えられています。

貧血は精神力を奪う


合併症が表れなくても、貧血は大変つらいものです。貧血は徐々に進行していくことが多いため、その辛さにも慣れてしまい、辛さを実感していない人もいます。しかし、貧血だと脳が常に酸素不足になっているため、体がだるかったり物事に前向きに慣れなかったりするのです。

健康診断の際にヘモグロビン値が低いことが分かったなら、意識して鉄分を摂取するようにしてみましょう。貧血が改善されたら、精神力が湧いてくるのを実感できるかもしれません。とりあえずは鉄分を毎日10〜12mg、欠かさず摂取してみましょう。

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