貧血と血圧の関係について

貧血と血圧には関係がある?

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貧血と低血圧は混同されやすいですが、貧血と血圧には何の関係もありません。勘違いしやすいのは、両者の症状が似通っているからでしょう。以下、貧血と低血圧それぞれについて解説します。

貧血とは?


貧血とは、血中のヘモグロビン値が低すぎる状態を指しています。ヘモグロビンは赤血球の中に存在しており、肺で酸素を取り込み、体中の細胞に酸素を届ける働きをしています。血中にヘモグロビンが足りないと、血液の量や血圧は正常であっても各細胞に十分な酸素を供給することができません。それで体が全体的に酸欠状態になってしまうのです。

貧血になる原因として最もポピュラーなのは鉄分の不足です。鉄分はレバーや赤身肉、一部の野菜に多く含まれていますが、摂取量が足りないとヘモグロビンが合成されず、ヘモグロビンが少なくなってしまうのです。この種の貧血を「鉄欠乏性貧血」といいます。

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鉄欠乏性貧血の改善方法は、毎日少しずつ鉄分を補給することです。毎日の食事で、レバーやシジミ、ヒジキ、大豆などから鉄分を摂取することを心がけましょう。最近では手軽に鉄分を摂取できるサプリメントがあるので、活用するのもいいでしょう。

低血圧とは?


低血圧とは、ヘモグロビンは正常なものの、心臓が拡張・収縮するときに血管にかかる圧力が小さいために血流が弱くなっている状態を言います。

低血圧自体は病気扱いされず、治療法もありません。しかし、あまりにも血圧が低いと立ちくらみやめまい、倦怠感、吐き気、頭痛などが起こり、生活に支障をきたしてしまいます。

低血圧の改善方法は、バランスの良い食事を毎日3回きちんと食べること、運動をすることです。血管を収縮させる薬や自律神経を改善する薬などで治療することもありますが、リスクも伴うため、できるだけ生活習慣によって改善するのが理想です。

原因に合わせた対処を!


このように、貧血と低血圧は原因がまったく異なります。症状だけでは自分が貧血なのか低血圧なのか、見分けがつきにくいこともあるでしょう。

自分が貧血かどうかは、病院で血液検査をし、ヘモグロビン値をチェックすることで判断できます。血圧は血圧計でチェックできますが、お医者さんの白衣を見ると血圧が上がってしまう人が多いので、自宅などのリラックスした状況で測定するのが一番です。

体がだるかったり、クラクラすることが多いなら、まずは原因を突き止め、鉄分を補給するなり運動するなりして体調を管理しましょう。

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